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中古マンション内見時にチェックすべきポイントを解説

カテゴリ:不動産の基礎知識

中古マンション内見時にチェックすべきポイントを解説

「新築マンションと違って、中古マンションは情報が少ないから不安」「後悔しないために、気を付けるべき点を知りたい」このように考えている人は多くいます。
実は同じマンション購入でも、新築物件ではモデルルームや充実した資料が準備されていますが、中古物件は内見が重視されます。
自分の目で見てチェックするからこそ、ポイントをおさえていきましょう。


中古マンション内見時にチェックすべきポイント:室内

中古マンション内見時にチェックすべきポイント:室内

室内でチェックしておきたいポイントは、第一印象、眺め、日当たり、水回り、間取りや動線、床や壁、設備のメンテナンス履歴、引っ越し時に家具搬入が可能かの8点です。

物件の第一印象

これから長く住み続けるには、物件の第一印象が重要になってきます。
間取りや日当たりなどは良いけれど、第一印象が悪いと感じてしまうと、購入後の生活もなんとなく居心地悪く感じてしまいます。
どのような物件も住めば都と言いますが、第一印象のイメージを大切にしてみましょう。

窓からの眺め

高層階でも低層階でも、窓からの眺めや隣の建物との距離感は自分の目で見ておきましょう。
窓からの眺めは資産価値に関わってくるほど重要なポイントです。

室内の日当たりや風通し

日当たりや風通しの良さは日々の生活が快適かどうかはもちろん、光熱費など月々の支払いにも影響があります。
ただし、日当たりが良すぎると床の日焼けや夏の冷房費が掛かるなどのデメリットもあるので、注意が必要です。

トイレや洗面などの水回り

築年数が長い物件で多いのは、水回りのカビやにおいなどが気になる点です。
配管からのにおいは、普通に掃除しただけでは取り切れない場合もあるので、しっかりチェックしておきましょう。

間取りや動線は使いやすいか

間取りや動線のイメージは物件情報でも見られますが、実際に部屋に入ってみた間取りのイメージや動線チェックはかなり重要です。
内見時に「少し使い勝手が悪い」と思った点は生活していく中でストレスになるため、キッチンからお風呂、洗濯機を置く場所からバルコニーなど実際に行き来してみましょう。

床や壁の傷や汚れ

表面的な傷や汚れも見なければいけませんが、以前部分的に壁紙を変えているところや、負荷がかかりやすい部分の床の軋みなどもチェックしておきましょう。
入居後に壁紙の張替えやリフォームを考えている場合は、戸境壁の厚みや二重床かどうかを聞いておきましょう。

設備のメンテナンス履歴

築年数が長い物件では、入居後に水栓や給湯器などのメンテナンスが必要になる場合もあります。
今までのメンテナンスや取り換え履歴を聞き、入居後急に出費が増えることのないよう気を付けましょう。

引っ越し時の家具搬入は可能か

意外に見落としがちですが、現在持っている家具や新しく買いたい家電など搬入可能か見ておきましょう。
特に注意する点は玄関扉や廊下、階段などの段差です。
玄関から搬入が難しい場合はクレーンを使って搬入することもあるので、バルコニーもチェックしておきましょう。
また、搬入後に家電を使うためにはコンセントやテレビ線も必要ですので、もし住むのならどこにどの家具を置くかある程度決めておくと良いでしょう。

中古マンション内見時にチェックすべきポイント:建物

中古マンション内見時にチェックすべきポイント:建物

建物部分で見ておきたいポイントは、駐車場や駐輪場、ゴミ捨て場、廊下や階段などの共有部分、エントランスの雰囲気、外壁の劣化、メールコーナー、植栽の7点です。

駐車場や駐輪場の管理

駐車場や駐輪場に停まっている車や自転車の種類によって、マンションの住人の雰囲気が分かります。
高級車が多いのか、ファミリーカーが多いのか、見てみましょう。

ゴミ捨て場の清潔感

毎日、毎週捨てていくとどうしても汚れやにおいが気になるゴミ捨て場ですが、掃除や分別されていることで清潔感が保たれます。
マンションの管理会社はもちろん、他の住民のモラルなども見えてくるでしょう。

廊下や階段など共用部分の管理

廊下や階段、エレベーターなど共有の部分は、日々の掃除や管理によって気持ちよく使えるかが変わってきます。
細かいところまで綺麗に保たれているか、電球が切れそうな部分はないかなど、必ずチェックしておきましょう。

エントランスの雰囲気

エントランスの雰囲気は、マンションの顔となる部分です。
エントランスが整っていると犯罪や事件などが起こりにくいと言われるほど重要なので、遠くから見た雰囲気はもちろん、近くにいて感じる雰囲気も気にしてみましょう。

外壁の劣化はないか

外壁の劣化や汚れは、修繕積立費から修繕される部分です。
もし劣化部分が多い、汚れが目立つ場合は管理できていないか、今後まとめて修繕する可能性があります。
劣化や汚れはかならず起こってしまう部分ですが、程度によっては修繕積立費の増額などの可能性もあるため注意しましょう。

メールコーナーが綺麗に保たれているか

メールコーナーのポストが綺麗な状態のマンションは、管理状態が良いと言われます。
ただ単に管理状態が良いだけでなく、犯罪抑制やトラブル軽減に繋がるため、実は注目したいポイントです。

植栽の手入れはされているか

マンションの顔と言えるエントランスですが、住民以外の人がよく目にするのは植栽です。
手入れされていれば気持ちよく、反対にあまり手入れされていないようであれば不快に感じます。
住民の過ごしやすさも重要ですが、通行人など住民以外の人からも「良い雰囲気のマンション」と見られるポイントです。

中古マンション内見時にチェックすべきポイント:環境

中古マンション内見時にチェックすべきポイント:環境

マンションの周辺環境で見ておきたいポイントは、公園などのレジャー施設、学校、役所などの公共施設、線路や幹線道路、病院、コンビニやスーパーなど買い物施設の6点です。
周辺環境のチェックは、散歩しながら自分の足や目で確かめてみましょう。

公園などのレジャー施設

特に子どもがいる家庭は、近くに公園があるかどうかは長く住むための重要なポイントです。
単に近くにあるだけでなく、整備されているか、利用しやすい雰囲気か見ておきましょう。

幼稚園や学校など

子どもが通うために、近くに学校や幼稚園があるか見ておく必要があります。
しかし、夫婦のみで住む場合でもチェックしておきたいポイントです。
学校が多くある地区は防犯対策やモラル意識が高い傾向にあり、生活しやすいと言われています。

役所などの公共施設

引っ越し時に転居手続きで役所へ行くイメージが強いかもしれませんが、生活している中で役所へ行く機会は多くあります。
利便性や建物の雰囲気、気持ちよく利用できるかも見ておきましょう。

線路や幹線道路

線路や幹線道路が近くにあるのは利便性の高さにも繋がるのですが、騒音などの生活トラブルに繋がるのも事実です。
マンションの内見時に気付かなくても、住みはじめてみたら気になるようになった、このような人は意外に多くいます。
できれば早朝、日中、深夜など時間帯を変えてチェックしてみましょう。

病院

定期検診はもちろん万が一大きなけがや病気をしたときに、近くに病院がないと焦ってしまいます。
病院の有無だけでなく、口コミや雰囲気なども事前に見ておくと安心でしょう。

コンビニやスーパーなどの買い物施設

食品や日用品などの生活必需品を購入できるお店があるか、営業時間、駐車場の広さなど見ておきましょう。
店舗が多いほど、自分のライフスタイルに合わせて選択できるでしょう。

まとめ

内見を重視している中古マンションは、物件情報を自分の目で見て確かめる必要があります。
特に室内では水回りや動線、建物ではエントランスなどの共有部分、周辺環境では病院や買い物施設などをチェックしておきましょう。
事前にチェックポイントや気になっている点をリスト化しておくと、当日スムーズに見て回れるのでおすすめです。

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