Mr.LAND株式会社 > Mr.LAND株式会社(サイト)のスタッフブログ記事一覧 > 東京都港区はなぜ不動産投資に強い?街の特徴や人気のエリアとは

東京都港区はなぜ不動産投資に強い?街の特徴や人気のエリアとは

カテゴリ:不動産投資

東京都港区はなぜ不動産投資に強い?街の特徴や人気のエリアとは

東京都港区は、千代田区や中央区と並ぶ都心3区です。
港区は、六本木ヒルズ・赤坂サカス・東京ミッドタウン・汐留シオサイトなど、大規模な都市開発がされ続けています。
高層ビルや大型複合施設が多くあり、古くから東京都のシンボルである東京タワーもあります。
それだけでなく、下町の情緒が感じられたり、名跡も多数あったりと、バランス良く調和されているのが、港区の最大の魅力です。
今回の記事では、不動産投資の視点から見た港区の特徴や人気の高いエリアなどを解説していきます。


港区の不動産投資事情!街の特徴

港区の不動産投資事情!街の特徴

東京23区のおよそ中央に位置するのが港区です。
区の統計によると、2021年1月1日の時点での259,036人が暮らしています。
平均年収も高く、それと相まって家賃相場も高い、まさにお金持ちの街。
また一戸建てよりもマンションが非常に多い地域です。
そんな港区は、どんな特徴があるのでしょうか。

港区の平均年収は突出している

総務省では、自治体ごとの年収と課税状況をとりまとめた「市町村税課税状況等の調」を毎年公表しています。
2020年度、住民1人あたりの平均年収がもっとも高いのは港区の約1,163万円で、例年トップです。
2位は千代田区の約1,005万円であり、港区の平均年収が突出して高いことがわかります。
港区民の平均年収が高い理由はさまざまですが、ビジネスで成功した方が、港区のブランドイメージや高級マンションに魅力を感じ、引っ越してくるからでしょう。
つまり、お金持ちのが集まっているお金持ちの街なのです。

他の区よりも家賃がかなり高め

平均年収の高さに応じるように、港区はほかの区と比較して家賃が高いです。
家賃相場サイトから判断すると、港区の単身向け賃貸物件の家賃相場は12.43万円。
最安の江戸川区は6.72万円となっており、2倍近くの差があります。

<港区の家賃相場>

●ワンルーム・1K・1DK:12.43万円
●1LDK・2K・2DK:22.29万円
●2LDK・3K・3DK:33.27万円
●3LDK・4K・4DK:38.02万円


また、芸能人も多く暮らす地域でもあり、経済力がないと暮らせない街だといえるでしょう。
そんな港区は、かつて旧芝区・旧麻布区・旧赤坂区の3つで構成された、さまざまな街の複合体です。
麻布エリアには大使館も多いことから、外国人の利用を想定して100㎡以上などの広いスペースを持つ賃貸マンションも数多くあります。
またほかの地域と異なり、タワーマンションではなく低層マンションが多いのも特徴です。

港区の不動産投資事情!人口などでみる港区の将来性

港区の不動産投資事情!人口などでみる港区の将来性

では、不動産投資先としての東京都港区の将来性はどうなのでしょうか?
まず、港区の大きなブランドイメージは、今後そう簡単に衰えることはないでしょう。
これからも成功者の憧れの街としてイメージされ続け、それに魅かれた方々が集まりやすいと想定できます。

港区の総人口

東京都が発表している「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」によると、2021年1月1日時点の港区の人口は259,036人です。
人口ランキングは、東京23区で17位となっています。
人口がそれほど多い区ではありませんが、10年前の人口と比べると1.2倍ほど増えており、人口増加率は高まっていることがわかります。
2021年は新型コロナウイルスの影響を受け、前年比で1,343人減少していますが、港区は今後も人口が増え続けるであろう、注目の地域です。
そのため、長期的に賃貸需要も安定し、底堅いとみられています。

港区の昼間人口と事業所数

港区には、東京23区に建つ15階以上の高層ビルの18%、30階以上の高層ビルの27%が集中しています。
この数字は東京都内で圧倒的で、多数の事業所が存在するのも特徴です。
「経済センサス-基礎調査」によると、2014年の港区の事業所数は39,375か所。
この数は、東京23区で最多となっています。
また港区は、昼間の人口がもっとも多く、2005年以降から昼間人口1位になりました。
とくに集中しているのが情報通信産業で、民間放送業に至っては、在京民放キー局の5局すべてが港区に本社があります。
このことから、たくさんの方が仕事などで港区へ来ていることがわかるでしょう。
そのため、港区はワンルームマンション投資に適した地域といえるかもしれません。

港区のアクセス

近年、大きく意識が変わったのが時間と距離の概念です。
余暇の時間をいかに充実して過ごすか、また時間をいかにつくれるかが着目されるようになりました。
昔のように郊外に暮らすのではなく、都心に暮らすことで通勤時間をできるだけ短くし、多く時間をつくる。
また都心部の商業施設を楽しむような、都心での暮らしが人気となり、都心に移住する方が増えていきました。
では、港区の交通アクセスを見ていきましょう。

<港区の乗り入れ路線>

●JR東日本:山手線・京浜東北線・東海道線・横須賀線
●東京メトロ:銀座線・丸の内線・日比谷線・千代田線・半蔵門線・南北線
●都営地下鉄:都営浅草線・都営三田線・都営大江戸線
●ゆりかもめ:東京臨海新交通臨海線
●京浜急行電鉄:本線
●東京モノレール:羽田空港線


港区には、計16路線が乗り入れているので、主要エリアのアクセスが至便です。
そのため、通勤時間を短縮できると、人気の高い地域となっています。

港区の不動産投資事情!港区の人気エリア

港区の不動産投資事情!港区の人気エリア

港区は、現在も人口が増え続ける注目の地域です。
港区の投資用物件の特徴としては、ブランドイメージに加え、築年数が経過しても、デザインや素材の質が高く、管理状態の良い物件の数が多いことがあります。
よって、新築かどうかよりも、アクセスを重視される場合が少なくありません。
事業所数も多いので、単身者向けの駅近ワンルームマンションの需要は大きいと考えられます。

芝公園駅周辺

港区の中古マンションの価格上昇率1位は芝公園。
10年前と比較して、中古マンションの価格は28%も上昇しています。
芝公園駅からは、大手町駅まで約7分、品川駅までは約13分で到着するため、都心や繁華街へのアクセスは便利です。
駅周辺には芝商店街をはじめ、商業施設や病院など、暮らしに必要な施設が充実しており、住環境は良好だといえるでしょう。
また、新橋や虎ノ門などのビジネス街にも近く、通勤や移動のしやすさを重視するビジネスマンからも人気のエリアです。

白金台駅周辺

高級住宅街として全国的な知名度を誇る、白金台。
「シロガネーゼ」ともいわれる高級住宅街が広がります。
都心でありながら緑が多いので、ゆったりとした生活を送れるエリアです。
駅周辺には、明治学院大学白金キャンパス、明治学院高等学校などの教育機関が点在し、住環境と相まってファミリー世帯からも人気を集めています。

表参道駅周辺

大人の流行発信地といえば表参道。
表参道駅は、東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線の3路線が乗り入れているので、主要エリアへのアクセスも良好です。
駅周辺には、おしゃれな飲食店から、一流ブランドのハイセンスなショップが建ち並びます。
憧れのエリアと考える方も多いため、ワンルームマンションの需要は高いと考えられます。

まとめ

港区は、家賃が高いという懸念点があるものの、大規模な都市開発がされ続けたことで、住みやすい環境が整った地域です。
交通アクセスは良好で、働く場所も多いことから、入居者のニーズはかなり満たされているでしょう。
つまり、港区は高所得者向けの不動産投資先としては、優れたエリアなのです。
しかし、物件購入価格は高いので、手頃な物件を購入して運用したい方にとって、港区での不動産投資は難しいかもしれません。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら
≪ 前へ|一戸建ての不動産投資は儲かる?メリット・デメリットを解説   記事一覧   不動産投資会社の選び方や役割とは?ポイントや注意点についても解説!|次へ ≫

トップへ戻る