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アメリカ不動産投資にローンが組める国内金融機関とは?

カテゴリ:海外不動産

アメリカ不動産投資にローンが組める国内金融機関とは?

近年、注目を集めている海外の不動産投資ですが、なかでもアメリカ不動産はコロナ過以降、戸建て市場が活況を呈しています。
アメリカ不動産投資に興味がある方のなかには、ローンを組んでの投資を検討中の方も多いでしょう。
しかし、現地の金融機関で、現地に住んでいない方がローンを組むのはハードルが高いです。
そこで今回は、アメリカ不動産投資を検討中の方に向けて、利用できるローンを提供している国内金融機関「オリックス銀行」「東京スター銀行」「SBJ銀行」をご紹介します。
それぞれの銀行のローンの特徴や、利用にあたってのメリット・デメリットをご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。


アメリカ不動産投資でローンが組める国内金融機関:オリックス銀行

アメリカ不動産投資でローンが組める国内金融機関:オリックス銀行

オリックス銀行の「不動産担保ローン」は、国内の不動産を担保として、海外不動産の購入資金などに活用できます。
「不動産担保ローン」の主な特徴としては下記のとおりです。

●投資対象の物件:エリアに制限なし
●借入金額:1,000万円から2億円以内
●借入期間:最長35年
●借入利率:変動金利型(年3.675%)、3年固定金利特約型(年3.3%)、5年固定金利特約型(年3.5%)

メリット

オリックス銀行のローンを利用するメリットは、以下の2つです。

●エリアに制限がない
●金利を「固定」か「変動」のどちらかを選択できる


最大のメリットは、投資対象の物件が、エリアに制限がなくて自由に選べるところでしょう。
とくにアメリカ不動産に投資するとなると、国土が広いため、自由に投資場所を選べるのは魅力的ですね。
また、金利については、変動金利型か固定金利期間特約付変動金利型のいずれかを選択できるところも良いですね。
借入期間も最長35年と返済期間を長期的に設定することもできるため、計画を立てやすいでしょう。

デメリット

オリックス銀行のローンを利用するデメリットは、以下の2つです。

●国内に所有している不動産を担保に入れる
●利用できる方に制限あり


大きなデメリットとしては、担保に入れる不動産の所在地に制限があるところでしょう。
オリックス銀行では、アメリカで購入する不動産を担保に入れることはできず、国内の所定の地域に所有している不動産を担保に入れる必要があります。
担保に入れる不動産の所在地は、以下の地域に限られます。

●首都圏(東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県)
●近畿圏(大阪府・兵庫県・京都府・滋賀県・奈良県・和歌山県)
●名古屋市、福岡市


そのほかにも担保となる不動産の条件として、マンションの場合は専有面積40㎡以上、一戸建ての場合は土地面積が60㎡以上などの細かい指定があります。
また、利用できる方にも年齢制限や年収・勤務年数などの条件があるため、誰でも利用できるわけではない点がデメリットと言えるでしょう。

アメリカ不動産投資でローンが組める国内金融機関:東京スター銀行

アメリカ不動産投資でローンが組める国内金融機関:東京スター銀行

東京スター銀行の「ハワイ不動産担保ローン」は、ハワイ州オアフ島南岸エリアに所在する不動産を担保に、同エリアの賃貸物件に投資できるローンです。
「ハワイ不動産担保ローン」の主な特徴としては下記のとおりです。

●投資対象の物件:ハワイ州オアフ島南岸に所在する賃貸不動産の購入資金など
●借入金額:1,000万円から3億円以下(円建て)
●借入期間:1年以上5年以内(1年単位、原則、期日での契約期間延長可)
●借入利率:年2.8%の固定金利(保証料を含む)

メリット

東京スター銀行のローンを利用するメリットは、以下の2つです。

●低金利
●購入する不動産を担保にできる


東京スター銀行のメリットは何と言っても金利が安いことでしょう。
そして固定金利のため、為替の変動リスクがなく、安心して借りることができますね。
毎月の返済額が一定だと、資金運用の見通しも立てやすくなるでしょう。
また、購入するハワイの不動産を担保に資金を借りることができ、日本国内の不動産を担保に入れる必要がない点もメリットと言えるでしょう。
ハワイに所有する不動産を担保に、2件目3件目の購入資金にも活用できますよ。

デメリット

東京スター銀行のローンを利用するデメリットは、以下の2つです。

●借入期間が短い
●高価格な物件が多い


大きなデメリットは、借入期間が短い点です。
借入期間は、前述のとおり1年以上5年以内となっており、他の銀行と比べても短い期間となっています。
原則、期日での契約期間延長は可能とありますが、万が一5年以内に返済しなければいけなくなった場合は、月々の返済額の負担が増えてしまいデメリットと言えるでしょう。
また、ハワイ不動産は高価格な物件も多いことから、賃貸物件の収益について高い利回りは期待できません。
安定的な価値が続くハワイ不動産ではありますが、事前にしっかりと資金計画を立てて利用すると良いでしょう。

アメリカ不動産投資でローンが組める国内金融機関:SBJ銀行

アメリカ不動産投資でローンが組める国内金融機関:SBJ銀行

SBJ銀行の「海外不動産(ハワイ州ホノルル)購入ローン」は、ハワイ州ホノルルエリアに所在する不動産を担保に、同エリアの物件に投資できるローンです。
「海外不動産(ハワイ州ホノルル)購入ローン」の主な特徴としては下記のとおりです。

●投資対象の物件:海外不動産の購入資金(米国ハワイ州ホノルルに限る)
●借入金額:1,000万円以上2億円以内(10万円単位)(円建て)
●借入期間:1年以上35年以内(保証会社の保証期間内)
●借入利率:年2.80%(変動金利・保証料含む)

メリット

SBJ銀行のローンを利用するメリットは、以下の2つです。

●購入する不動産を担保に入れられる
●返済を長期間に設定できる


SBJ銀行のローンは、オリックス銀行のローンと違って、購入するハワイ州の不動産を担保に投資ができるため、国内不動産を担保にする必要がありません。
そのため、不動産投資の初心者でも申し込みがしやすいと言えるでしょう。
また、団体信用生命保険付きのため、返済期間を最長35年に設定できるところも、大きなメリットですね。
返済期間を長く設定することで月々の返済負担を軽減することができ、その結果、毎月の収支において利益を出しやすくなりますよ。

デメリット

SBJ銀行のローンを利用するデメリットは、以下の2つです。

●投資できるエリアが狭い
●高価格な物件が多い


デメリットは、投資できるエリアが「ハワイ州ホノルル」に限定されるところでしょう。
投資できるエリアが狭いと、エリアごとの利回りなどの比較ができず、選ぶ物件の幅も狭くなってしまいます。
また、ハワイ州ホノルルの不動産は世界的に見ても、高価格の物件が多いです。
そのため、投資するには一定以上の資金力が求められる点もデメリットと言えるでしょう。
そして、物件価格が高いと利回りは低くなることが考えられるため、投資効率も念頭に置いて検討すると良いでしょう。

まとめ

今回は、アメリカ不動産投資を検討中の方に向けて、アメリカ不動産投資に利用できる国内金融機関「オリックス銀行」「東京スター銀行」「SBJ銀行」をご紹介しました。
アメリカ不動産に投資する際には、一般的にローンを活用して投資する方が多いです。
しかし、現地の銀行でローンを利用するとなると、審査のハードルが高く手間がかかるでしょう。
そのため、国内の金融機関でローンを組んで、アメリカ不動産投資を始めることをおすすめします。
一方で、アメリカ不動産投資に利用できる国内金融機関のローンは、投資できるエリアや、担保についてなど、条件が金融機関によって異なります。
今回ご紹介した銀行以外にも、海外不動産投資にご利用できる金融機関は複数ありますので、迷っている方は弊社までお気軽にご相談ください。
ぜひこの記事を参考に、アメリカ不動産投資を検討していただければ幸いです。

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