Mr.LAND株式会社 > Mr.LAND株式会社(サイト)のスタッフブログ記事一覧 > 家が売れない3つの理由と対策!やってはいけないNG行動とは?

家が売れない3つの理由と対策!やってはいけないNG行動とは?

カテゴリ:不動産の基礎知識

家が売れない3つの理由と対策!やってはいけないNG行動とは?

家を早く売りたいけど、なかなか買主がみつからないと悩んでいませんか?
家の売買は、人生最大級の大きなお金が動くとあって、「簡単に売却できるわけがない」と思うところはありますが、さすがに数か月も動きがないと不安になる方も多いでしょう。
一般的に家の売却期間は半年程度かかるものですが、売る側としては、なるべく早く売りたいものです。
そのため、家が売れない理由や原因を把握して、適切に対処しましょう。


家が売れない3つの理由

家が売れない3つの理由

家がなかなか売れない理由は、物件ごとにいろいろとありますが、基本的に「物件」「価格」「タイミング」に分けられます。
それぞれの原因が絡み合っていることが多いので、まずはご自身のケースがどの理由に当たるのかを確認することが先決です。

理由①周辺の物件と比べて魅力が少ない

今所有している家が売れてないということは、ニーズの少ない物件=魅力が少ないことが原因として考えられます。
購入を検討している方が物件を比較するときには、大きく「立地・環境」「土地・建物」を検討します。
立地・環境は、建物があるエリアや周辺環境、最寄り駅からの距離、土地の用途地域や建築条件など、基本的にご自身の力ではどうにもならない不動産の基本的なスペックです。
土地・建物は、土地や建物の広さ、構造や間取り、築年数、設備やインテリアのテイストなどです。
建て替えを除けば、広さや築年数、構造の変更はできませんが、間取りやインテリアなどは状況次第で手を入れらます。

理由②設定している価格が高い

お問い合わせや内覧の希望者自体がいない場合は、設定している価格が高すぎの可能性があります。
市場の相場をみながら、検討し直す必要があるでしょう。
売主としては高く売りたいと思ってしまうものですが、それによって売却のタイミングを逃しているなら本末転倒です。
一方、お問い合わせや内覧の希望者はいるけれども成約しない場合は、立地・周辺環境・土地・建物・間取り・インテリアなどの魅力と、売出し価格が釣り合っていない可能性が考えられます。

理由③タイミングが悪い

一言で「タイミング」と言っても、いくつかの要素があります。
もっとも大きなタイミングは、不動産マーケットの市況です。
不動産の価格は、経済と密接な関係があります。
景気はいつの時代も波があり、ご自身が売りたいタイミングと合うかは運も左右するため、完璧に合わせることは難しいでしょう。
第二の要素は、季節的なタイミングです。
家の売買市場は、賃貸市場ほど顕著ではありませんが、やはり4月の入居に向けた1月~3月ごろに動きがあります。
売却する時期をコントロールできるのであれば、こういったタイミングを見計らうのもひとつの手です。

家が売れないときの対策

家が売れないときの対策

では、家がなかなか売れないときには、どんな対策をしたら良いのでしょうか。
家を売るためには、ケースによって対策が変わります。
内覧が少ない場合には、売り出すタイミングや、条件などを見直してみましょう。
内覧はあるが、成約に至らない場合には、印象を良くするための工夫が必要です。

対策①インスペクションを実施する

家が売れないときの対策として、住宅診断や建物状況調査を意味する「インスペクション」の実施があります。
インスペクションでは、構造耐力上主要な部分や、雨水の浸入を防止する部分について、専門家による目視や計測などの調査がおこなわれます。
実施できるのは建築士だけで、現状検査以外にも、改修すべき部分・時期のアドバイスや、費用面の助言をしてくれます。
これによって、売出し価格が妥当なのか判断できるだけでなく、売主と買主が安心して取引できたり、売却後のトラブルを防止できたりするなどのメリットがあります。

対策②既存住宅売買瑕疵保険を付けて売りに出す

家を売却すると、契約不適合責任を負うことになります。
売却時に「既存住宅売買瑕疵保険」へ加入しておけば、保険の範囲内で修理費用などを支払わなくてよくなります。
加入するためには専門機関による検査が必須ですが、契約不適合責任は購入した方が不具合を知ってから5年は請求権があるため、購入者に安心感をアピールできます。

対策③ハウスクリーニングを実施する

内覧とは、購入希望者に家の中をみせる行為です。
そのためキッチンやバスルーム、トイレなどの水回りが汚いと印象が悪くなるため、なかなか売れないということに繋がります。
そこで、水回りだけでもハウスクリーニングを利用して、綺麗にすることも必要です。
既に実施している方も多いかもしれませんが、もしまだなのであれば、水回りだけでもハウスクリーニングを実施すると良いでしょう。

対策④時期を変えて家を売り出す

売却する期間に余裕があるなら、市場に動きがある1月~3月ごろに売り出すこともおすすめです。
新年度・新学期の時期は、就職や転勤、お子さまの入学や転校などにより通勤・通学しやすい所に引っ越す方が多いため、4月の入居に向けて1~3月に家を買う方が多い傾向にあります。

家が売れないときにやってはいけないNG行動

家が売れないときにやってはいけないNG行動

家が売れないときには焦ってしまうものですが、やってはいけないNG行動があります。
ここからは家が売れないときに避けたい行動について、ご説明していきます。

NG行動①空き家のまま放置する

現在も居住しており、契約まで至らない場合、空き家にしようかと考える方もいるでしょう。
しかし、家が売れないからといって空き家のまま放置すると、畳が劣化したり、床下が腐食してしまったりすることがあります。
台風などの災害が起こると家が倒壊し、近隣に被害が出る可能性も捨てきれません。
また、メンテナンスせずに放置しておくと、住宅の耐震性が低下します。
居住中であれば、内覧者に具体的な生活をイメージさせやすく、家が痛みにくいなどのメリットもあります。

NG行動②フルリフォームする

家を売るためにフルリフォームする方法もありますが、多額の費用が必要になるのでおすすめしません。
フルリフォームで資産価値を上げても、リフォーム費用をすべて売却価格上乗せするのは難しいため、リスクが大きいといえます。
また、購入希望者の好みに合わなかったり、購入後に自分好みにリフォームすることもあるので、はじめからフルリフォームすることはやめておきましょう。

NG行動③家の取り壊し

これはマンションではなく一戸建てに限られますが、家を取り壊して更地にするのはおすすめしません。
家屋のある土地には、固定資産税の特例措置が設けられていますが、更地にしてしまうと、特例措置を受けられなくなるからです。
また、更地にするにも工事費用がかかるため、家が売れないからといって更地にするのはやめたほうが良いでしょう。

まとめ

家が売れない理由として、家自体の魅力や売るタイミングなどに影響されていることが考えられます。
そして早めに家を売らなければ、資産価値が下がり続け、維持費や税金などの支払いが続いてしまいます。
しかし、空き家のまま放置したり、フルリフォームしたりするのは得策ではありません。
家が売れないときは、価格や時期を変更したり、インスペクションを実施してから売りに出したりすることで、早めの売却を期待できるでしょう。
この記事でご紹介した対策を実践して、家の売却を成功させてください。

\お気軽にご相談ください!/

弊社へのお問い合わせはこちら
≪ 前へ|ペアローンとは?不動産購入時に利用するメリットやデメリットもご紹介!   記事一覧   住宅査定はどんな流れで進む?査定の依頼方法や所要時間までを解説|次へ ≫

トップへ戻る