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土地購入で人気の角地!特徴やメリット・デメリットを解説

カテゴリ:不動産の基礎知識

土地購入で人気の角地!特徴やメリット・デメリットを解説

土地を購入する際に、住宅地においては角地を検討する方が多くいらっしゃいます。
角地は日当たりが良く、2方向の道路に面しているため車の出入りも便利ですよね。
しかし、実際に角地に住んだ場合のメリット・デメリットも気になるところでしょう。
今回は、土地購入を検討中の方に向けて、角地の特徴やメリット・デメリット、方角の関係性について解説します。
ぜひご参考までにご覧ください。


土地購入で人気の角地:その特徴やメリットとは?

土地購入で人気の角地:その特徴やメリットとは?

角地とは、交差する2つ以上の道路に接した角の区画にある土地のことを言います。
隣地と接する部分が少ないことから風通しが良く、開放感があって、住宅地では角地がもっとも好まれます。
ちなみに似た言葉で「準角地」という言葉を耳にすることもあるかと思いますが、角地との違いは下記のとおりです。

●角地:T字路や十字路にあり2つ以上の道路に接している
●準角地:L字型の1つの道路に接している


ここでは、土地購入で人気の角地のメリットを4つご紹介します。

メリット①日当たりが良い

土地を購入して住宅を建てるとなると、日当たりが良い場所かどうかが気になりますよね。
その点、角地は2つ以上の道路に接していることから、それぞれの方角から日差しが入るため、日当たりが良好です。
とくに、リビングやお庭が南向きで道路側の角に面している場合は、暖かい日差しを浴びながら過ごすことができ、明るく快適な住生活を楽しめるでしょう。

メリット②間取りの自由度が高い

角地は、間取りを決める際の自由度が高い点もメリットの一つです。
たとえば、玄関の位置を決める際に、角地は2つ以上の道路に接しているため、どちらの方向に設置するかの選択肢が増えます。
そのため、玄関の方向と駐車場の方向を分けることもできますね。
また、リビングについても同様に、2つのうちどの方角にするかの選択肢が広がり、より日当たりが良い方向に決めることもできますね。

メリット③防犯効果がある

住宅を購入する際は、防犯面も気になるところですよね。
角地は2つ以上の道路に接していることから人目につきやすく、空き巣や不法侵入の被害が少ない傾向にあります。
人目につきやすい場所にあることで、異変があれば通行人や近隣の方が通報してくれる可能性も高く、安心して家を空けることができるでしょう。

メリット④資産価値が高い

角地は上記のようにメリットが多いことから、人気が高く、売却するときにも高くで売れる可能性があります。
住宅を購入するときは、引っ越す場合も考えると、なるべく資産価値の高い物件を選びたいところですよね。
その点、需要が高い角地は、資産価値としても高く、メリットがあると言えるでしょう。

土地購入で人気の角地:デメリットは?

土地購入で人気の角地:デメリットは?

角地の特徴やメリットがわかったところで、デメリットのほうも気になりますよね。
主なデメリットは以下の4つです。

デメリット①建築コストがかかる

メリット③で述べたとおり、角地は人目につきやすい場所にあることで防犯効果が高い反面、プライバシーを守るための設計が必要となります。
たとえば、住宅の周りにブロック塀やフェンスなどを設けることでプライバシーを守ることはできますが、その分建築コストがかかるでしょう。
交通量の多い道路に面している角地の場合は、交通事故などの万が一の事態に備えて、頑丈な塀を設置する方もいらっしゃいます。
また、角地は道路に接している面が2つ以上あるため、通常よりも長い範囲の塀を作ることになり、その分コストが高くなる点がデメリットです。

デメリット②騒音が気になる

交通量の多い道路に面している角地の場合は、車の走行音がうるさく感じる方もいらっしゃるでしょう。
また、2つ以上の道路に面していることで、通行人の話し声などもよく聞こえてくる可能性もあります。
そのため、住宅を建てるときは、防音対策が必要となる点がデメリットです。

デメリット③3階建てが建てられない

自治体によっては、角地に「道路斜線制限」が設けられていることで、3階建てが建てられない可能性があります。
道路斜線制限とは、通風や採光の観点から住宅環境に配慮するために、道路に面した建物の高さなどを建築段階で制限することを言います。
この制限がある土地では、3階建てを建てられない可能性があるため、角地を購入する前に確認しておいた方が良いでしょう。

デメリット④日差しがまぶしい

メリット①で日当たりが良い点を述べましたが、その反面、日差しがまぶしすぎると感じる方もいらっしゃるでしょう。
たとえば、日中から夕方にかけて日光が差し込むような場所だと、夏場は室内温度が高くなり、暑くなるといったデメリットがあります。
そのため、窓や軒の配置を工夫したり、遮光カーテンをつけたり、などの遮熱対策が必要となるでしょう。
もちろん、日当たりは方角によっても変わってきます。
次章で角地と方角の関係性についても解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

土地購入で人気の角地:方角による違いや特徴とは?

土地購入で人気の角地:方角による違いや特徴とは?

前章で解説した角地の特徴やメリット・デメリットですが、もちろん方角によっても多少特徴が変わってきます。
ここでは、角地と方角の関係性や、4つの方角のそれぞれの特徴をご紹介します。

南東の角地

南東に位置する角地は、太陽が昇る日の出から日没まで常に日当たりが良く、もっとも人気が高い方角の角地です。
また、西日が差し込みにくいことから、夏場に室内の温度が上がるといった心配もないでしょう。
ただし、人気が高い立地のため、ほかの角地よりも土地の価格が高い傾向にあります。
南東角地は、日当たり重視の方に向いている立地ですよ。

南西の角地

南西に位置する角地も、同様に日当たりが良い点が特徴です。
南東角地との違いは、午前中は日差しが入りにくい点と、西日が差し込むため夕日がまぶしい点です。
西日が差し込むとなると、夏場は暑く感じますが、一方で冬場は夕方になっても暖かく感じるでしょう。
南側にリビングを置いた場合は、日中に日差しが差し込んで快適なスペースを作れますよ。

北東の角地

北東に位置する角地は、南東や南西に比べると日当たりがあまり良くありません。
とはいえ、東側から日光が差し込みますので、午前中は暖かい日差しのもと、洗濯物を干すことができるでしょう。
また、夏場の直射日光が気になる方は、南側に面していない北東角地がおすすめですよ。

北西の角地

北西に位置する角地は、日中は日当たりが良いとは言えませんが、夕方は西日が差し込む角地になります。
そのため、角地の最大のメリットである「日当たりの良さ」は得にくいと言えますが、一方で角地のなかでも土地の価格が安いという面もあります。
北西角地を購入して日当たりを確保したい場合は、道路に面していない方角から日差しが入るかどうか、周囲の建物の状況を確認すると良いでしょう。

まとめ

今回は、土地購入を検討中の方に向けて、角地の特徴やメリット・デメリット、方角の関係性について解説いたしました。
角地は「日当たりが良い」「資産価値が高い」というメリットがあり、人気の高い土地です。
一方で、「建築コストがかかる」「騒音が気になる」というデメリットもあります。
もちろん、方角によっても日当たりは変わってきます。
もっとも日当たりが良く、人気が高いのは南東角地です。
ぜひこの記事を参考に、土地を購入する際は、角地を検討してみてください。

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