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住宅ローンを組む前に知っておきたい金融機関の特徴を解説

カテゴリ:不動産の基礎知識

住宅ローンを組む前に知っておきたい金融機関の特徴を解説

住宅ローンを金融機関で組みたいと考えており、それぞれどんな特徴があるのか知りたいという方は多いのではないでしょうか。
金融機関ごとにさまざまな特徴があるので、住宅ローンを検討し始めたらどの金融機関が自分に合っているのかを知る必要があります。
この記事では、メガバンク(都市銀行)・地方銀行・ネット銀行の3つに分けて、それぞれの特徴や向いている方、向いていない方について解説していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。


住宅ローンを組む前に知っておきたい金融機関の特徴①メガバンク

住宅ローンを組む前に知っておきたい金融機関の特徴①メガバンク

メガバンクといわれる金融機関は、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の3つです。
それにくわえて、新生銀行・りそな銀行・あおぞら銀行なども含めることもあります。
特徴としては資金力に余裕があるので、他と比べると住宅ローン金利が比較的低めに設定されていることです。
また、住宅ローンとセットで加入する生命保険や火災保険の保証も手厚い点も特徴です。
三大疾病や七大疾病、火災保険などが割引価格で加入できる商品があります。
ローンを組むときしか入れない保険内容となるので、保険も含めてトータルで検討したい方にもおすすめです。

メガバンクが向いている方

住宅ローンに関しての知識がなく対面で相談したい方は、メガバンクが向いています。
基本的には全国に店舗があるので、もし転職や転勤で県外にいくことがあったとしても、窓口に直接相談に行けるので安心です。
大手企業勤務の方や高年収の方、公務員の方はメガバンクで住宅ローンを組むと比較的金利が安めになるなどの優遇を受けやすいので、向いているといえるでしょう。
メガバンクは経営体力に余裕があるため、倒産リスクが低いです。
安定したサービスを受けたい方や信用度の高い金融機関から住宅ローンを借りたい方におすすめです。

メガバンクが向いていない方

メガバンクは全国に支店があるので、県外への転職や転勤になったとしても窓口に行くことができます。
ただし、市街地から離れた地方だと支店やATMがない可能性があります。
もともと東京に住んでいたけど地方に住むことになった場合などは、気軽にメガバンクやATMに行けなくなるかもしれません。
その場合は市街地まで行く必要があるので、面倒だと感じる方は向いていないでしょう。
当たり前ですが、個人事業主で過度な税金対策をしている方や審査に関してマイナス評価となるようなことを過去にしたことのある方もメガバンクでの融資は難しいです。

住宅ローンを組む前に知っておきたい金融機関の特徴②地方銀行

住宅ローンを組む前に知っておきたい金融機関の特徴②地方銀行

地方銀行の特徴は、なんといっても小回りが利くことでしょう。
メガバンクと比べると規模や資金力が違いますので、同じリスクをとるとすればどうしても金利を高くせざるを得ないのが地方銀行の現状です。
その代わりに、地域密着で小回りが利いたり、積極的に融資をしたりするといった点が特徴となってきます。
また、地元で店舗を多数展開しているので、その地域に住んでいる方が気軽に窓口に行くことができます。
地方銀行は親近感があるため、メガバンクと比べると心理的なハードルは低いと感じる方も多いでしょう。
他との差別化を図るため、地方銀行ならではの手厚いサービスがあったり、住宅ローンの相談にも柔軟に対応をとったりするのも特徴です。

地方銀行が向いている方

地方銀行は、地元に多く支店を構えており地域密着で営業しています。
その土地で生まれ育った方には、小さい頃から馴染みがあるでしょう。
相談しやすいといった親近感は、住宅ローンを初めて利用する方には大切なことです。
慣れ親しんでいるところで気軽に相談したい方は、地方銀行が向いています。
地方銀行の場合、知り合いが勤務しているケースもあります。
または、家族や知人から銀行員を紹介してもらうといったケースもあるでしょう。
地方銀行で勤めている方の多くは、地元で生まれ育った銀行員が多いのが特徴です。
そうなると自然に地方銀行の銀行員と繋がることもあります。
知り合いがいたり、紹介を受けたほうが安心だと感じたりする方も向いているでしょう。
地方銀行も多くの金融機関と同じで、保険や積み立てNISA、iDeCoなどの金融商品の取り扱いがあります。
ローン以外のことについても対面で相談ができます。
金融機関はお金のプロです。
住宅ローンだけでなくお金に関する相談もしたい方には、地方銀行が向いています。

地方銀行が向いていない方

地方銀行は、全国各地に支店やATMがあるものではありません。
県外への転職や転勤がある可能性がある方には、メガバンクやネット銀行のほうが向いているでしょう。
本記事でご紹介する金融機関のなかでも、地方銀行の金利は高めです。
そのため、金利だけにこだわる方には向いていません。
ただし、属性や交渉次第で金利を下げることも可能なので、相談する価値はあります。
そして、メガバンクと比べると地方銀行の安定度はやや劣ります。
地方銀行は地域経済と連動しておりますので、地域経済が活性しなければ地方銀行にも影響を及ぼします。
安定した大きなところでローンを組みたいという方は、メガバンクが良いかもしれません。

住宅ローンを組む前に知っておきたい金融機関の特徴③ネット銀行

住宅ローンを組む前に知っておきたい金融機関の特徴③ネット銀行

ネット銀行の最大の特徴は、金利の安さです。
インターネットのみで申し込みが完了するので、人件費や支店の費用などを抑えることができ、その分金利を安くできています。
一部店舗を持っているネット銀行もありますが、大半はインターネット上での取引を中心におこなっています。
審査に時間がかかることや、つなぎ融資に対応していない銀行があるなどの特徴もあります。

ネット銀行に向いている方

ネット銀行の最大の特徴は、金利が安いことです。
人件費や支店の費用が他金融機関よりもかからない分、金利を低く設定できます。
とにかく住宅ローンの金利を低く組みたい方はネット銀行が向いています。
平日日中の仕事が忙しくて、どうしても金融機関に行く時間がとれない方はネット銀行が向いています。
ネット完結で、自宅のパソコンで自分の都合の良いときに手続きを進めることができますのでおすすめです。
インターネットから自分で情報を得て判断できたり、調べものが苦ではない方もネット銀行が向いています。
ネット銀行の手続きは自分でするものが多いので大変に感じるかもしれませんが、その分金利を抑えることが可能です。

ネット銀行が向いていない方

住宅ローンを組むことが初めてで、いろいろと窓口で相談したい方にはネット銀行は向いていません。
住宅ローンを組むというのは、多くの方にとって人生で一番大きな金額を借りるということです。
そして、何回も経験している方はそう多くはないでしょう。
電話やビデオ通話でネット銀行の方に相談できる銀行も増えてはいますが、いろいろと相談しながら進めたい方には向いていないでしょう。
また、自力で申し込み手続きができない方はネット銀行は向いていません。
ネット銀行は金利が安い分、申し込み手続きなどの事務作業を自分で進めていかなければなりません。
パソコン作業が苦手という方や慣れない住宅ローンの手続きを自分でおこなうのは抵抗があるといった方は、窓口で手続きしてくれる金融機関がおすすめです。

まとめ

今回は、住宅ローンを金融機関で借りようと検討している方に向けて、メガバンク・地方銀行・ネット銀行のそれぞれの違いや特徴について解説しました。
金融機関ごとに特徴があるので、自分に合ったところで住宅ローンを組むことが大切です。
本記事で解説した内容をぜひ参考にして、自分に合った金融機関を見つけてください。

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