建売住宅を購入する際は、購入後にどのような維持費がどれくらいかかるのかも気になりますよね。
そこで今回は、建売住宅の維持費の種類や維持費の平均額、維持費を安く抑える方法を解説します。
建売住宅の購入を検討中の方は、ぜひ参考になさってください。
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建売住宅の維持費は何種類ある?
建売住宅の維持費は、主に以下の3種類です。
税金
不動産を所有していると、毎年所有者に対して固定資産税や都市計画税が課されます。
固定資産税は「固定資産税評価額×標準税率(1.4%)」で計算され、自治体によって税率が異なる場合があります。
固定資産税評価額は基準となる価格を各市町村が定めており、土地は地価の約70%、建物は新築工事金額の50%~60%が目安です。
都市計画税は、市街化区域内に不動産を所有している方が対象となり、計算方法は「固定資産税評価額×標準税率(最大0.3%)」です。
メンテナンス費用
建売住宅に長く住み続けるには、定期的なメンテナンスや不具合が生じた箇所の修繕も欠かせません。
たとえば、5年ごとのシロアリ対策、15年後の外壁塗装または設備交換、および30年後の屋根の葺き替えなどが必要になります。
火災・地震保険料
建売住宅を購入する際は、火災保険や地震保険に加入するのが一般的です。
保険に加入すると、契約内容に応じて年間の保険料がかかります。
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建売住宅の維持費は平均していくらかかる?
建売住宅の維持費は、平均して年間約30万円~60万円かかります。
その内訳は、以下のとおりです。
●税金:10万円~20万円
●積み立てのメンテナンス費用:10万円~20万円
●保険料:1万円~10万円
●その他の費用:0円~10万円
その他の費用は、セキュリティ費や自治会費などです。
維持費でもっともかかりやすいのがメンテナンス費用で、だいたい5年ごとにシロアリ対策で10万円~15万円ほどかかります。
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建売住宅の維持費を安く抑える方法とは?
建売住宅の維持費を安く抑える方法は、以下のとおりです。
●耐震性・断熱性の高い建売住宅を購入する
●メンテナンスフリーの外壁を選択
●こまめにメンテナンスをおこなう
耐震性の高い住宅は地震保険料が割引となり、保険料を抑えることができます。
さらに断熱性が高い住宅は、エアコンの使用回数を減らせるため、故障にかかる維持費を抑えることができるでしょう。
建売住宅でよく使用される窯業サイディングなどのメンテナンスが簡単な外壁材も、メンテナンス費用を抑える効果があります。
換気や掃除など、日頃からこまめにメンテナンスをおこなうのも建物の劣化を防ぎ、維持費を安く抑えられるでしょう。
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まとめ
建売住宅は、主に税金や保険料、メンテナンス費用といった3種類の維持費がかかります。
平均して年間に約30万円~60万円の維持費はかかると見ておいたほうが良いでしょう。
ただし、耐震性や断熱性の高い建売住宅を購入すれば、維持費を安く抑えることも可能です。
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