理想のマイホームを建てるための土地を探している方は「建築条件付き土地」が気になるところでしょう。
建築条件付き土地はその他の土地よりも割安で購入できる分、購入時の注意点があります。
そこで今回は、マイホームの購入を検討中の方に向けて建築条件付き土地とは何か、建売住宅との違いや注意点を解説します。
購入前に知っておきたい建築条件付き土地とは？
建築条件付き土地とは「購入後一定期間内に売主が指定する建築会社を利用して建物を建築すること」が条件になっている土地のことです。
売り建て住宅とも呼ばれ、マイホームを建てる土地を探している方にニーズがあります。
建築条件付き土地は、何も条件が付いていない土地と比べると割安で購入できる点が特徴的です。
また、建築する住宅についてはあらかじめ参考となるプランがあり、そのプランを基に間取りや設備を選べるようになっています。
注文住宅と比べると建築の自由度は低いですが、建築会社のプランを参考に一定期間内に家を建てたい方には向いているでしょう。
購入前に知っておきたい建築条件付き土地と建売住宅の違い
建築条件付き土地は、すでに家が建っている建売住宅と違って以下のメリットがあります。
●間取りや内装を建築前に選べる
●建築の過程をチェックできる
建売住宅の場合は、すでに完成している家を購入することになり、あまりオリジナリティがありません。
その点、建築条件付き土地の場合は建築会社や建築プランに多少の制約があるものの、建売住宅と比べると間取りや内装を自由に選べるメリットがあります。
また、マイホームの建築過程を見ることができるのも嬉しいところでしょう。
反対に、建売住宅のメリットは購入後すぐに住める点と住宅ローンの申し込みが1回で済む点です。
建築条件付き土地の場合、住宅ローンは土地の購入時と建物完成時の2回に分けて申し込みが必要となります。
建築条件付き土地を購入するときの注意点とは？
購入時の注意点は、以下の3つです。
●一定期間内に建築プランを決めなければならない
●施工会社を自由に選べない
●設計に制約がある
建築条件付き土地は、基本的に売買契約から建築工事請負契約までの期間が3か月間と決まっています。
そのため、3か月以内に間取りや内装などのプランを決める必要があります。
また、売主が指定した施工会社と建築工事の請負契約を結ばなければならないため、購入前にしっかりと確認しておきましょう。
建築条件によっては設計の制約が多い場合もあるため、どのような建築プランがあるのかもあらかじめ確認しておくことをおすすめします。
まとめ
建築条件付き土地は、比較的に割安な価格で購入することができます。
建売住宅と違って、ある程度間取りや内装を自由に選択できるメリットがある一方で、一定期間内にプランを決めなければいけないデメリットもあります。
そのため、スピーディにマイホームを建てたい方におすすめです。
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