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海外不動産投資の国ごとの利回り!ランキングと理由を解説!

カテゴリ:海外不動産

海外不動産投資の国ごとの利回り!ランキングと理由を解説!

日本だけではなく、海外不動産投資をおこなう方も昔と比べると多くなりました。
その背景には、日本の人口減少や経済成長の伸び止まり、物件利回りの低下などさまざまな理由があります。
海外不動産投資を中心とした投資に興味のある富裕層や法人も増えたとはいえ、実際に行動に移す方は多くはないのでまだまだチャンスがあります。
今回は、海外不動産投資をする際の国別の利回りランキングをアジア、ヨーロッパ、北米・オセアニアの3つに分けて解説していきます。
それぞれの地域や国によって特徴が異なるので、海外不動産投資に興味のある方はぜひ参考にしてください。

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海外不動産投資!アジアの国別利回りランキングと理由

海外不動産投資!アジアの国別利回りランキングと理由

まずは、アジアの国別ランキングとして、GlobalPropertyGuideを参考に上位3つの表面利回りをご紹介します。

1位:インドネシア
2位:フィリピン
3位:カンボジア


それぞれの国がどのような理由でアジアのランキングの上位となっているかについて解説していきます。

1位:インドネシア

アジアのなかでもっとも高い利回りを実現している国はインドネシアとなっており、利回り7.09%です。
インドネシアは外国人が不動産を取得する際に、最低購入価格が設定されています。
都市部のジャカルタであれば1ルピア=0.0087円で一戸建て100億ルピア(約8,700万円)、アパートなら30億ルピア(約2,600万円)が最低購入価格となります。
利回り7.09%で不動産価格が5,000万円だとした場合、年間家賃収入が354万5,000円となります。
このように利回りは高いのですが、インドネシアは最低購入価格が高く設定されているため、外国人による海外不動産投資の規制は厳しいでしょう。
そのため、実際にインドネシアを海外不動産投資先として選択される方は少ない傾向にあります。

2位:フィリピン

アジアの利回りランキング2位は、フィリピンです。
フィリピンの特徴として、日本に働きに来ている外国人労働者全体として3番目に多く、国民性は非常に勤勉として知られています。
フィリピンでの海外不動産投資は利回りが6.13%と高いことはもちろんですが、キャピタルゲインを狙える不動産市場が魅力で投資対象として人気のある国となっています。
人口が増え続けることにより住宅需要が高まり、経済成長も続けているため、不動産価格の上昇につながります。
インカムゲインとキャピタルゲインの両方を得ることができるのがフィリピンの特徴ともいえます。
ただし注意点としては外国人による土地の所有は認められていないため、投資対象は土地と建物の所有権が切り離されているコンドミニアムが主です。
フィリピンのように外国人による土地の所有に対して規制のある国も存在しますので、海外不動産投資をおこなう際には事前に確認しておく必要があります。

3位:カンボジア

アジアの利回りランキング3位は、カンボジアです。
東南アジア諸国のなかでもカンボジアはフィリピン同様に経済成長を続けていることや米ドルが中心のため為替リスクも抑えらえることから海外不動産投資の対象として人気のある国のひとつです。
カンボジアの利回りは5.33%で、日本の2.66%と比較してもアジアのなかで利回りが高いことがわかります。
カンボジアに居住していない場合でも現地の銀行口座開設が他国と比べると比較的容易なので、海外送金の規制も厳しくないです。
海外不動産投資をおこなう際には、規制が厳しくなく外国人でも投資できる国でなければなりません。
アジアでの海外不動産投資は、発展途上国ならではのカントリーリスクもありますが、利回りの高さは魅力的な投資市場といえるでしょう。

海外不動産投資!ヨーロッパの国別利回りランキングと理由

海外不動産投資!ヨーロッパの国別利回りランキングと理由

それでは、続いてヨーロッパの国別利回りランキングをご紹介します。

1位:ウクライナ
2位:モンテネグロ
3位:アイルランド


それぞれの国がどのような理由でヨーロッパのランキングの上位となっているかについて解説していきます。

1位:ウクライナ

ヨーロッパの利回りランキング1位はウクライナで、利回りは9.09%と海外不動産投資のなかでもトップクラスの数値となっています。
ウクライナは1991年に旧ソビエト連邦の崩壊とともに独立国家となりましたが、その後もロシアの影響を強く受けています。
ウクライナにとってロシアが最大の貿易国であり、最大の干渉国となっております。
ウクライナの領土を併合されたり、ガスの供給を止められたりすることもありましたが、現在は文化的にも経済的にもEUとの関係を強化させています。
ウクライナの利回りは高く、外国人が購入することに対しての規制もないので、投資対象としては魅力的な国のひとつです。
ただし、2022年現在、ロシアによる軍事侵攻がおこなわれておりウクライナを投資対象として選択することは難しい状況です。

2位:モンテネグロ

ヨーロッパの利回りランキング2位はモンテネグロで、利回りは7.53%です。
モンテネグロはヨーロッパ南東部のバルカン半島に位置している人口は約63万人の小さな国で、経済は観光業と建設業にけん引されています。
モンテネグロの建物は個人でも法人でも購入できますが、土地を取得するためには現地での会社設立が必要となるので、海外不動産投資の経験が浅い方にとっては少しハードルが高いかもしれません。
モンテネグロの利回りの高さや中世の美しい景色に惹かれ、モンテネグロの不動産を購入する方が増えつつあります。

3位:アイルランド

ヨーロッパの利回りランキング3位はアイルランドで、利回りは7.09%です。
アイルランドはヨーロッパのシリコンバレーと呼ばれており、首都のダブリンにはGoogleなど世界的に有名なIT企業のヨーロッパ本部があります。
アイルランドの不動産価格が高騰を続けており、アイルランド中央統計局のデータによると2015年の不動産価格指数を100とした場合、2022年1月の不動産価格指数は158.2となっております。
そのため、インカムゲインだけでなくキャピタルゲインも狙える不動産市場です。

海外不動産投資!北米・オセアニアの利回りランキングと理由

海外不動産投資!北米・オセアニアの利回りランキングと理由

最後に北米オセアニアの利回りランキングをご紹介します。

1位:カナダ
2位:ニュージーランド
3位:アメリカ


それぞれの国がどのような理由で北米・オセアニアのランキングの上位となっているかについて解説していきます。

1位:カナダ

北米・オセアニアの利回りランキング1位はカナダで、利回りは3.91%です。
カナダのなかでもおすすめは、安定的な経済成長と人口増加を続けるオンタリオ州トロントです。
カナダの不動産市場は、築年数に関係なく不動産価格が下がりにくいので、短期ではなく中長期的な投資に適しています。

2位:ニュージーランド

北米・オセアニアの利回りランキング2位はニュージーランドで、利回りは3.41%です。
ニュージーランドは日本人移住者が多いこともあり、不動産投資に興味を持っている方も多いでしょう。
土地価格の向上と住宅不足の緩和のためにタウンハウスの建設がおこなわれており、コロナの影響もあり10か月程度で不動産価格が27%以上も高騰しました。
そのため、キャピタルゲインも狙える市場となっています。

3位:アメリカ

北米・オセアニアの利回りランキング3位はアメリカで、利回りは2.91%です。
アメリカ不動産は利回りは高くありませんが、持ち家よりも賃貸が主流なこともあり空室リスクが低いことが特徴です。
中古市場が活況なので、いずれ売却するときに値段が大きく下がらないことも投資家から人気の理由のひとつです。
空室リスクの低い確実なインカムゲインとキャピタルゲインも狙えることから注目を集めています。

まとめ

今回は、海外不動産投資をする際の国別の利回りランキングをアジア、ヨーロッパ、北米・オセアニアの3つに分けて解説しました。
それぞれ地域や国によって特徴が異なるので投資判断に迷うかもしれません。
海外不動産投資の対象を決める際に、ご紹介したランキングや利回りを参考にしてください。

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