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コンパクトマンションを購入するのはあり?知っておきたい特徴やメリット

カテゴリ:不動産の基礎知識

コンパクトマンションを購入するのはあり?知っておきたい特徴やメリット

分譲マンションといえば、少し前までファミリー向けの広いマンションが主流でした。
しかし、近年は「コンパクトマンション」と呼ばれるタイプの物件が増えています。
都心部や駅近の好立地にあることが多く、職住近接のライフスタイルを叶えたいシングルや共働きカップル、子どもが独立したシニア世代から注目を集めています。
この記事では、コンパクトマンションの特徴や購入におすすめな人、メリット・デメリットについてご紹介します。


コンパクトマンション購入!どんな特徴がある?

コンパクトマンション購入!どんな特徴がある?

コンパクトマンションには、単身者向けワンルームやファミリー向けマンションとは異なる特徴があります。
はっきりとした定義はありませんが、一般的にコンパクトマンションと呼ばれる物件の特徴をみていきましょう。

●専有面積:30~50㎡程度
●間取り:1LK~2LDKが中心
●メインターゲット:シングルやDINKS、シニア世代
●立地:都心部や駅近などの利便性が高い立地


コンパクトマンションは、立地の利便性が魅力のひとつです。
都心部を中心に駅近物件が多いことから、職住近接のライフスタイルを叶えることができます。
また、同じような価格帯のファミリー向け物件と比較すると、広さを重視していない分、セキュリティやデザイン面が優れている物件が多いのも特徴です。
そのため、シングル世帯などでは、長く住み続けられる住まいとして有効な選択肢となるでしょう。
さらに物件によって、月々のローン支払いを家賃と同程度に抑えられるコンパクトマンションもあります。
賃貸ではなく購入したい方や将来的に資産運用を考えている方にとっても、非常に魅力的な物件だといえるでしょう。

コンパクトマンションが増えた背景

コンパクトマンションが増えた背景には、単身者の需要が増えたことにあります。
1990年代後半頃から、「資産としてマンションを保有したい」と考える単身者が増え始めました。
しかし、当時の単身者向け物件は、20㎡程度の手狭なワンルームマンションが主流で、3点ユニットバスを採用したものがほとんど。
そのため、単身者の分譲マンションの需要が高まりつつも、そのニーズを満たす物件が少ないという課題を抱えていました。
この問題を解決するため、ワンルームマンションとは別に、1人~2人世帯が暮らすのに適した30~50㎡程度のコンパクトマンションが増えてきたのです。
一時期はコンパクトマンションが急増したり、リーマンショックなどが影響したりと、やや下火になりました。
しかし近年ブームが再燃し、需要が高まりつつあります。

コンパクトマンション購入!どんな人におすすめ?

コンパクトマンション購入!どんな人におすすめ?

時代の変化に合わせたマンションスタイルであるコンパクトマンション。
ファミリー向け物件ほど広くはないため、住むのであれば、シングルやDINKS、子どもが独立したシニアなど、家族の人数が少ない世帯がおすすめです。

職住近接の暮らしをしたいシングル・共働きカップル

コンパクトマンションは、都心部や駅近などの利便性が高い立地に建つ傾向があります。
そのため、通勤時間を短縮して、職住近接のライフスタイルを叶えたい方に向いています。
ライフステージの変化に合わせて、いずれ買い替える必要があるかもしれませんが、50㎡程度のコンパクトマンションなら、子どもが小さいうちはスペースに困らないでしょう。
また、好立地のマンションは、将来売ったり貸したりするときにも需要が見込め、資産形成の助けにもなります。

プライベートを大事にしたい夫婦

結婚しても、プライベートな時間は大切にしたい夫婦には、2DKや2LDKの間取りのコンパクトマンションがおすすめです。
普段はリビングでコミュニケーションをとりつつ、それぞれが1室ずつ使えば、プライベート空間を確保できます。
コロナウイルスの影響で、リモートワークをする方も増えていますので、自室がほしい夫婦にはピッタリです。

子どもが独立したシニア世代

子どもが独立したシニア世代の場合、大きな家は負担になることもあります。
家を手放した資金を元に、便利な都心部にコンパクトマンションを購入するのも良いでしょう。
日常的な買い物に便利で、近場で楽しめる上、いざというときの通院にも便利です。
また将来車を手放したとしても、交通アクセスで不便を感じにくく、暮らしの質は維持できます。
家の広さよりも便利な環境を優先したい方に、コンパクトマンションはおすすめです。

コンパクトマンション購入!メリット・デメリットは?

コンパクトマンション購入!メリット・デメリットは?

近年、コンパクトマンションの人気が高まっていますが、購入して後悔しないためにもメリット・デメリットを確認しておくようにしましょう。

コンパクトマンションのメリット


●ファミリー向け物件よりリーズナブルな価格設定
●都心部や駅近など、利便性の高い立地に住める
●共用施設や設備が充実している
●50㎡以上なら税制メリットを受けられる
●資産性が高く、売却・賃貸運用が比較的しやすい


コンパクトマンションの大きなメリットは、利便性の高い立地に、ファミリー向けよりもリーズナブルな価格帯で物件を購入できる点にあります。
通勤に便利だったり、買い物や病院など周辺環境が充実してたりすることが多いため、シングルやDINKS世帯だけでなく、シニア世代の生活も快適です。
共用施設については、セキュリティ設備が充実していたり、バリアフリーが導入されていたりする物件もあります。
共用部分においても、デザイン性に優れている物件が多いです。
また、50㎡以上の物件では、「住宅ローン控除」や「住宅取得金等資金贈与の非課税特例」、「不動産登録免許税の軽減」などがある点もメリットだといえるでしょう。
さらに、立地や設備などを考えると、売却や賃貸などの需要も見込めるかもしれません。

コンパクトマンションのデメリット


●ライフステージの変化に対応しにくい
●50㎡未満の物件は売却・賃貸運用がしにくい


面積が小さめのコンパクトマンションは、家族が増えたタイミングなど、ライフステージの変化に対応しにくいのがデメリットです。
そのため、生涯暮らす家として選択するのが難しいケースも少なくありません。
また、50㎡未満の物件だと、売却や売却のターゲットを絞りにくい側面もあります。
シングルをターゲットに考えると、より価格の安いワンルームマンションと比較されてしまい、2人以上の世帯をターゲットにすると、もう少し広さがほしいと感じられてしまうのです。
さらに、投資家向けの売却でも、税制上の利点がある50㎡以上のものと比べて、不利になることがあります。
将来的に賃貸や売却を考えている場合は、ターゲットや利回りにも目を向けておきましょう。

まとめ

コンパクトマンションは、単身者向けワンルームマンションより広く、ファミリー向けマンションより価格が手ごろな、シングルやDINKS世帯に適した物件です。
場所も都心部や駅近などの好立地にあるので利便性が高く、シングルからシニア世代まで、幅広い世代から注目されています。
需要が高まっている分、将来的に売却して資産形成の助けになることも期待できますが、間取りや管理状況によっては買い手が見つかりにくくなることも。
将来、資産運用を考えている方は、周辺環境や共用施設など、周りの賃貸物件よりも魅力があるかといった視点で、コンパクトマンションを探すにもひとつの方法です。

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