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小規模マンションに住むメリット・デメリットは?向いているのはどんな人?

カテゴリ:不動産の基礎知識

小規模マンションに住むメリット・デメリットは?向いているのはどんな人?

「マンションに住みたいけど、どのタイプのマンションが良いのか?」とお悩みではありませんか?
マンションは、大きく分けて「小規模マンション」と「大規模マンション」の2種類があります。
そして、小規模マンションは、「中高層型」と「低層型」の2つのタイプがあり、大規模マンションは、「タワー型」と「多棟型」の2つのタイプに分かれます。
マンション選びの際には、どちらのタイプが暮らしやすいのか迷う方も多いかと思いますが、ライフスタイルによっても向いているタイプは変わってくるでしょう。
「自分はどのタイプのマンションが向いているのか?」と迷っている方のために、今回は「小規模マンション」に注目して、その特徴やメリット・デメリットを解説します。
ぜひご参考までに、最後までご覧ください。


小規模マンションに住みたい!特徴や種類、向いている人とは?

小規模マンションに住みたい!特徴や種類、向いている人とは?

小規模マンションとは、一般的に、総戸数が50戸未満のマンションのことを指します。
戸数が少ないため狭い土地にも建てることができ、大規模マンションと比べて、物件数が圧倒的に多いのが特徴です。
そのため、小規模マンションに住むとなったら、豊富な選択肢から選ぶことができます。
冒頭でも述べましたが、小規模マンションには、「中高層型」と「低層型」の2種類の構造タイプがあります。

中高層型

一般的に、中高層型マンションとは、ワンフロアーごとの戸数が少なく、比較的小さな敷地に立つ6~9階建てのマンションのことを言います。
立地の特徴としては、駅の近くや都心部などのアクセスが良く、利便性の高い場所に多いです。
ワンフロアーごとの戸数が3~4戸と少ないため、窓が多くて日当たりの良いマンションでは人気の角部屋になる確率もあがります。
大規模マンションと違って共用施設は少ないですが、階数ごとの戸数が少ないため、プライバシーを守りやすいと言えるでしょう。
中高層型マンションが向いている方は以下のとおりです。

●通勤・通学に便利な駅に近い物件が良い
●角部屋が良い
●都心部などの立地が良い場所に住みたい

低層型

一般的に、低層型マンションとは、2~3階建てのマンションのことを言います。
立地の特徴としては、駅から離れた場所の閑静な住宅街に多いです。
公園などが近くにあり、良好な住環境に恵まれた高額物件が多いのも特徴です。
周囲に高い建物のない地域にあることが多いため、空が広くて開放的な景色を楽しめます。
低層型マンションに向いている方は以下のとおりです。

●静かで落ち着く環境が良い
●公園が近くにある場所に住みたい
●周りに高い建物がなく、日当たりの良い場所に住みたい

小規模マンションに住みたい!メリットとは

小規模マンションに住みたい!メリットとは

小規模マンションの特徴がわかったところで、続いて気になるのは、そのメリットでしょう。
主なメリットは以下の4つです。

コミュニティが築きやすい

大規模マンションと違って総世帯数が少ないため、住人同士がお互いを認識しやすく、共通のライフスタイルを持った入居者とコミュニティが築きやすいというメリットがあります。
また、見覚えのない方が出入りした場合はすぐに気付きやすいため、防犯意識が高まりやすいという利点も。
住人数が少ないと、大規模マンションと比べて管理組合の話し合いもスムーズに進みやすいと言えるでしょう。

好立地

前章でもご紹介したとおり、中高層型マンションであれば駅に近く利便性が高い場所に建設されていることが多いです。
低層型マンションの場合は、閑静な住宅街など、立地条件の優れた場所に建設されていることが多く、住環境に優れた物件が豊富にあります。
小規模マンションは土地が狭くても建てられるため、比較的に人気のエリアに立地している点が大きなメリットと言えるでしょう。

エレベーターを待たなくていい

大規模マンションと違って総戸数が少ない分、エレベーターも待たずに乗れます。
とくに通勤・通学で朝の忙しい時間は、早く家を出たいですよね。
敷地が狭く住民が少ない小規模マンションは、すぐに敷地の外に出られるのもメリットと言えるでしょう。

角部屋率が高い

マンションに住む際は、やはり日当たりや風通しの良い角部屋を選びたいですよね。
小規模マンションは、ワンフロアーあたりの戸数が少ないため、大規模マンションと比べて、角部屋の割合が高くなります。
戸数が少ないと、エレベーターを出たらすぐに家の玄関にたどり着けるため、魅力と言えるでしょう。

小規模マンションに住みたい!デメリットとは?

小規模マンションに住みたい!デメリットとは?

小規模マンションに住むメリットがわかったところで、デメリットも気になるところでしょう。
主なデメリットは以下の4つです。

管理費が高い

マンションに住むと、管理費や修繕積立金を支払わなければいけませんが、少ない住人でマンション全体の管理や修繕金を負担するとなると、当然一戸あたりの費用は高くなります。
毎月支払う住宅ローンのほかに、高い管理費や修繕積立金も支払うことを考えるとデメリットと言えるでしょう。
また、管理費や修繕積立金はずっと同じ金額とは限りませんので、将来的にどのようにコストがあがっていくのかをよく確認する必要があります。

管理組合の役員の順番

一般的に、マンションには管理組合がつきものですが、毎年複数の世帯が役員を務める必要があります。
役員は交代制であることがほとんどですが、小規模マンションは総戸数が少ないため、すぐにその順番が回ってきます。
役員を務めるのを面倒に感じる方にとってはデメリットと言えるでしょう。

共用施設が少ない

大規模マンションには、敷地の広さから充実した共用施設やサービスがそろっているところが多いですが、小規模マンションは狭い土地に建つことが多いため、共用施設は必要最小限であることが多いです。
共用施設とは、たとえば、キッズルームやゲストルームなどの共有ルームのことを言いますが、それらを利用したい方にとってはデメリットと言えるでしょう。
ただし、豪華な共用施設があるマンションはその分管理費がかかるため、帰宅が遅くて利用する機会があまりないという方は、共用施設のない小規模マンションを選ぶ傾向にあります。

ご近所付き合い

前章でも述べたように、世帯数が少ない小規模マンションは、コミュニティが築きやすいです。
大規模マンションと比べると、同じマンションに住む住人との距離感も近く感じられるため、ご近所付き合いが苦手な方にとっては、デメリットと言えるでしょう。
ただし、小規模マンションは部屋の間取りがほとんど同じになっているため、似たような家族構成の住人も多くて親近感を得やすく、ファミリー層には人気の物件とも言えます。

まとめ

今回は「どのようなマンションに住んだらいいのかわからない」とお悩みの方に向けて、小規模マンションの特徴と、住むうえでのメリット・デメリットを解説しました。
小規模マンションは、好立地で同じマンションの方とコミュニケーションがとりやすい、角部屋の割合が高い点などが魅力です。
一方で、管理費が高い、役員の順番がすぐに回ってくる、共用施設が少ない点がデメリットでしょう。
どちらのタイプのマンションが向いているかは、ご自身のライフスタイルによっても変わってくるかと思います。
この記事が、マンションのご購入を検討中の方のお役に立てれば幸いです。
どのタイプのマンションにしようかと少しでも迷った場合は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。

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